みなさん、こんにちは。
新作『Q部あるいはCUBEの展開』(11/21土)の発売まで
あと2週間となりました。

出版元、PHP研究所さんが、こんなステキな
宣伝ビジュアルを作ってくださいました。


嬉しいです。ありがとうございます。
気分がアガってきますね。
さて、新作発売ということで、何か面白ネタを紹介していこうと
思っているのですが、このシリーズがどうして誕生したのか?
これについて今回、紹介したいと思います。
上の宣伝にもありますが、「累計30万部突破の人気シリーズ、
『ラストで君は「まさか!」と言う!』のスピンオフ作品」
とありますが、まさにそうなんです。
振り返れば4年前の(2016年)、「ショートショート本を
出すのですが、書きませんか?」と依頼をいただきました。
それが、このシリーズです。書店さんにたくさん並んでます。

不肖ワタクシ、ドンデン返し話が好きなものですから、
参加させていただきまして、でもってこのシリーズが人気で、
続編がどんどん出るようになりました。
で、1冊に20話以上の短編が入っていて、毎回私も5話以上書かせて
いただいていると、登場人物の設定が毎回違うのも面倒だなと……。
そこで「だったら同じ学校の、同じ人物で話を回してみよう」と思い、
自分が書かせていただいた話のうち、いくつかは同じ登場人物となり、
気がつけば彼、彼女たちの通う学校も頭の中に見えてきたんです。
だったら、この学校を舞台にしたオリジナルの連作短編が出来るなあ。
そう思って出版社の担当編集者さんに相談しまして、出来たのが、
シリーズ1作目、『Q部あるいはCUBEの始動』でした。(2018年12月)

読んでいただいた方(←ありがとうございます)は
登場する生徒たちが、『ラストで君は「まさか!」と言う』の
あの話でも登場した彼、彼女だとわかっていただけたかと。
おかげさまで、この1作目も重版がかかりまして、
このたび、2作目『Q部あるいはCUBEの展開』の発売、
となったわけでございます。
前作の続編となりますが、一作目が始動、二作目は展開です。
私立凪学園中等部のQ部のメンバーたちが、学園内の謎を
解き明かしていく、全30作のミステリー短編集です。
肩肘はらずに読めるお話を詰め込んでみましたので、
朝読書などで楽しんでいただければと思います。
てなわけで、11/21土の発売まで、あと2週間です。
来週は見本紙が届く予定ですので、次のエピソードを
紹介したいと思っております。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>