鰹通信

文筆屋ささきかつお のblogです。近況、お知らせ、読書日記など書いてます。

秋田の新米

両親の在所が秋田県八峰町という米どころでして、

毎秋、本家のタカシ従兄から新米をいただいております。今年も!!!

なもんで今夜は「ごはん」がメインディッシュ。

それに合う “アテ” を揃えてみました。

玉子焼き、焼き鮭、昆布わさび、イカ塩辛、松前漬、明太子。

嗚呼、至福。

f:id:maehara63:20171013192455j:plain

広告を非表示にする

橋ものがたり

『橋ものがたり』藤沢周平新潮文庫

f:id:maehara63:20171013084733j:plain

その筆致に憧れる先達に藤沢周平先生がおられます。

自分は時代モノは書かない(というか、書けない)のですが、

藤沢先生の物静かで、やわらかく、あたたかい視線が好きで、

自分もこんな小説が書ければなあと日頃思っているのです。

で、よくやるのが憧れの作家先生の作品を書き写すという習練。

いまはパソコンで入力していくのですが、

宮脇俊三浅田次郎団鬼六といった作家先生方の作品も

書き写させてもらいました。文体が自分のなかに入ってくるんです。

半年前に購入した『橋ものがたり』は藤沢先生の江戸市井もので、

庶民の暮らしを丁寧に、心情を豊かに描いた短編集。

本日(10/13金)、その全話を書き写させていただきました。

写経だな(笑)。結願。ご利益ありそうです。

 

 

 

 

 

広告を非表示にする

自由を盗んだ少年 北朝鮮悪童日記

f:id:maehara63:20171005094513j:plain

【読書日記】

『自由を盗んだ少年 北朝鮮悪童日記

金革(著)、金善和(訳) (太田出版

私事、リアルに弱い。泣きの映画、小説、TVドラマを

見せられても、それが作り物と思って泣けないでいる。

(あ、でも最近年取って涙腺緩くなったかも)

だがしかし、実話となると、どうにも感情抑制機能が

バカになってしまうのだ。

本書は脱北したストリートチルドレンの半生記。

近くて遠いあの国のことは謎だらけで、

それゆえにマスコミはあれやこれやとニュースにあげる。

識者などの伝聞、推測などをもとに伝える。

ニュースソースが乏しいがゆえに同じ動画が繰り替えされる。

まあぶっちゃけ、食傷気味になってくる。

こんなに非常時になっても、無関心になってる。怖い。

そんな時に読んだこの本は、1982年に生まれた男の話。

両親を亡くし、街をさまよい、死地をさまよい、

夥しい数の死体を見てきた「リアル」が綴られる。

かの国の内側にいた、瀕死だった当事者の話なのだから、

食糧難で荒んでいく人民の心がズバズバ伝わってくる。

こんなに近くに、こんなに最近に、でもって現在も

こんな状況が繰り広げられている、という現実を

一冊の本から知ることができる。なかなかに心が震えた。

うん、すごいぞ。いろんな意味で。

 

 

 

 

朝日新聞東京版「東京物語散歩」

f:id:maehara63:20170920083926j:plain

朝日新聞の東京版(9/20)、堀越正光さんが連載されている

東京物語散歩」(作品舞台を訪れるエッセイ)で

拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』(幻冬舎文庫)を

取り上げていただきました。ありがとうございます。

舞台となる小金井市は著者ワタクシの生まれ育った町です。

地味な町(←スミマセン)ですが、愛着ある故郷に恩返しできればと

小学生時代の遊び場「くじら山」など描かせていただきました。

 

自分で言うのも何ですが、小金井が舞台の小説って

あまりないと思うのですよ。

興味を持っていただけたら嬉しいな、と思っております。

拙著詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

ヒストリア

また読書日記を再開させたいと思います。

古今東西問わず、オオ!と思った作品を。

f:id:maehara63:20170914102240j:plain

『ヒストリア』池上永一角川書店

著者の作品はデビュー作から全部読んでいますが、

そのイマジネーションの凄さに圧倒されまくりです。

しかも本作、沖縄戦で生き残った強き女性が

南米に移民として渡り、落とした魂(マブイ)が

チェ・ゲバラと恋に落ちるって……(@.@)ワァォ!

SFやハイファンタジーで壮大な世界観を描く作家さんは

数多かれど、沖縄をベースにし、現実世界の中で

想像の世界を広げていく池上さんの筆致には

毎回驚かされるんですよね。でもってしっかり、

物語の軸もありますし。久々のガッツリ読書でした。

600Pもあるから、ちょっとした筋トレになりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広告を非表示にする

雑感

昨日(9/8fri)東京藝大の学園祭へ。 若き芸術家たちのパワーをお裾分けしてもらいました。 で、往復の地下鉄車内でも感じたのですが、最近、 電車内で本を読んでいる人が増えているような気がします。 以前はロングシートの端から端まで全員スマホだったのが、 文庫本に見入っている若い人もちらほらと。 小生、未だ意地と実験的にガラケーなんですが、 スマートフォンを否定するつもりはなし(便利だしね)。 ただ本が好きで、本でご飯を食べている身としては、 ちょっと嬉しいなあ、と思っているのです。

広告を非表示にする

『家の光』10月号 なしのがっこう

9月、秋ですね。梨が美味しい、美味しい。

さてご無沙汰しておりますが、コツコツと書いております。

JA(農協ね)の家庭誌『家の光』最新号で

「なしのがっこう」というお話を書かせていただきました。

f:id:maehara63:20170904135748p:plain

両親の在所が秋田の農家ですし、従兄もJAの人なので、

個人的には親孝行、親戚孝行できた気分でちょっと嬉しいです。