鰹通信

文筆屋ささきかつお のblogです。近況、お知らせ、読書日記など書いてます。

また、桜の国で

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2/21読了『また、桜の国で』須賀しのぶ

ああ、更新ご無沙汰でしたね。

バタバタとしてました。

さて、先の直木賞は『蜜蜂と遠雷』に決まりましたが、

他の候補作も素晴らしいものが多かった今回でしたね。

先日読了したのが須賀さんのこの作品。

第二次大戦でのポーランド、そこで杉原千畝のように

ユダヤ人を救おうとした日本人青年の実話のような話。

フィクションでありながら、そのリアリティ、熱さに

絶賛の嵐が各レビューで起こってます。異議なしです。

蜜蜂と遠雷』がなかったら、この作品が受賞ではと。

まあタラレバはなしとして、一人の男の描き方がもう

超格好良くて、ドラマとしてしっかと読ませてくれる。

オススメしたい1冊であります。

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室町無頼

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1/22読了『室町無頼』垣根涼介(新潮社)

(=゚ω゚)ノ 直木賞、惜しゅうございました。

でスミマセン、今ごろやっと読了です。

垣根さんは『ワイルド・ソウル』が個人的に

心に残ってまして、市井の人々のナニクソ的な

迫力に魂が鷲掴みされたのですよ。

本作も、室町という珍しい時代に挑み、

魑魅魍魎、跳梁跋扈の中に生きる若者を通し、

当時の息吹を感じさせてくれました。見事。

次回の歴史モノ、期待しております。

 

 

 

 

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蜜蜂と遠雷

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1/8読了『蜜蜂と遠雷』恩田陸幻冬舎

私事ですが「年またぎの一冊」という本があります。

年末から読み始め、年が明けて読了するてなモノ。

そこで読書納め&読書初めをするのですが、

気合いの1冊を選んで年末年始にドップリ浸かる。

で、この本が今年の年またぎ。

      傑作です!

多くの方が素晴らしさを語っておられますので、

私から語ることもないかと思います。

とある世界的なピアノコンクールにエントリした

4人のピアニストたちのコンテスト実況中継です。

活字から、本から、音が聞こえてきた読書は初めて。

久しぶりにもっともっと、

ずっとずっと読んでいたい本でした。

直木賞候補ですよね。他をまだ全部読んでないけれど

今のトコ、私はこの本を推したい!

 

 

 

 

 

 

 

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年頭挨拶 2017

あけおめことよろ、でございます。

平素は「鰹通信」をご覧いただき、

誠にありがとうございます。

「作家業」の肩書きが加わってからの新年、

1作でも多く「面白い!」と言っていただける

作品を書いて行こうと思っておりますので、

今年もどうぞご贔屓に願います。

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さて、上の写真は「10年日記」。

10年分の日々を綴ることができる便利なヤツです。

ン年前のこの日、自分は何をしていたか、とか

この時期には体調を崩しやすいとか、分かるんです。

2007年にこやつを手に入れ、書くこと10年、

ついに昨年、10年分を書き切り、

次の10年日記を購入したのです。

ラストは、2026年12月31日。59歳となった自分は

どんな気持ちでこれを書いているのか?

希望に満ちた10年であることを願うばかりです。

あ、願ってるだけじゃ叶わないから、実行あるのみ。

ポンコツになりつつある身体をいたわりながら

前へ、前へ、進んで行こうと思います。

 

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2016 マイベスト本

ああもう、今年が終わりますね。

今年もお世話になりました。

で、恒例の2016年マイベスト本です。

個人的趣味ですから、ご参考までに。

感想のリンクを張ってあります。

 

孤狼の血
http://kplan0805.exblog.jp/24828676/

気仙沼ミラクルガール
http://kplan0805.exblog.jp/24966044/

よこまち夜話
http://kplan0805.exblog.jp/24994446/

帰郷
http://kplan0805.exblog.jp/25481882/

水戸黄門 天下の副編集長
http://kplan0805.exblog.jp/25481926/

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Good old boys

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12/30読了『Good old boys』本多孝好集英社

これ、いい本ですね。しみじみと、いい本です。

小学四年の弱小サッカーチーム、の父親たちの

物語。連作短篇で8人のお父ちゃんたちが登場。

それがね、それぞれに対峙せねばならぬ世間の

シガラミ、微妙な家族関係、あれこれがあって

ああ、人の数だけドラマもあるんだよな、って。

子どもたちも成長したプレーを見せる一方で、

父ちゃん達も歯を食いしばり現実に立ち向かう。

うん、人間っていいな。

 

 

 

 

 

 

 

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作家刑事毒島

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12/23読了『作家刑事毒島』中山七里(幻冬舎

うわぁ、これ、おもしろいなあ……。

私事、出版業界に長いことおりまして、

んでもって今も関わってるものですから

この毒島(ぶすじま、と読みます)の毒ったら、

ビリビリきますわな。

短篇連作なんですが出版業界、とくに小説を

めぐるドロドロ話を、人気作家の毒島さんが

ものすんごい毒を孕んだ嫌味で蹴散らしていく。

これ、実在の人物をモデルにしてんだろな。

こわいな、おそろしいな、この業界。

でも好き。(この作品も)

 

 

 

 

 

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