鰹通信

文筆屋ささきかつお のblogです。近況、お知らせ、読書日記など書いてます。

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと2日

【 先輩 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと2日。今日は「先輩作家さん」についてです。 不肖アタクシ、デビュー2年目の「ひよっこ」です。どうしても朝ドラを「ひょっとこ」と言ってしまう。まあそれは置いといて。 にもか…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと3日

【 文体と人称 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと3日。今日は「文体と人称」についてです。 小説表現で「一人称、二人称、三人称」てな言葉を耳にされた人も多いかと思います。 一人称は、主人公の「私」視点です。「私は思…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと4日

【 装画はpon-marshさん 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと4日。今日は「表紙」についてです。 本の表紙がどのような段取りで決まっていくか気になりますよね。 私の場合、初校戻しのタイミングで幻冬舎の担当さんから「イ…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと5日

拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと5日。今日は「キャラ」についてです。 拙作は幻冬舎文庫の「キャラクターノベル」というシリーズから刊行させていただくのですが、「どんな感じ?」と問われれば「こんな感じ!」です。楽しそ…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと6日

【 設定は雑居ビル 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと6日。今日は設定についてです。 拙作はいわゆる「群像モノ」「連作短篇」といわれる、短篇一話ごとに主人公が変わっていく形式です。 武蔵小金井駅前の雑居ビルに、登場…

5/4読了『凜』 蛭田亜沙子(講談社) この作家さんはノーマークでした。 どうして今まで知らなかったんだろう、後悔。 本作の内容は、大正期、網走の遊郭に売られた女と、 タコ部屋で働いていた男の話が本筋なのですが、 沼に沈んだ人生の凄絶さが、これでも…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと7日

【 作品舞台は武蔵小金井 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと7日。今日は作品の舞台についてです。 ヒットしたアニメは舞台となった場所が聖地となり多くの人が訪れるという現象が起きていますよね。じゃあ拙作『空き店舗(…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと8日

【 刊行の経緯 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと8日。今日は拙著が刊行される経緯についてお話しします。 ポプラ社さんの新人賞をいただいたのは一昨年の夏。すると、その秋に幻冬舎の編集者Kさんから「ウチで書かない?」…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと9日

【 著者紹介 】 拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと9日となりました。勝手ながら、カウントダウン企画として、作品に関するアレコレを10日間連続でご紹介したいと思います。 今回は僭越ではございますが、ワタクシ「ささきか…

『空き店舗(幽霊つき)あります』〜あと10日

【刊行にあたりまして】 ブログをご覧の皆さま、こんにちは。拙著『空き店舗(幽霊つき)あります』の発売(5/11木)まであと10日となりました。勝手ながら、カウントダウン企画として、作品に関するアレコレを10日間連続でご紹介したいと思います。 まず…

やめるときも、すこやかなるときも

4/25読了『やめるときも、すこやかなるときも』窪美澄(集英社)現時点で今年のマイNo.1。男と女が出会い、結婚を決めるまでのプロセスを描いたもので、どこにでも誰にでもある話。なのだけれど、窪さんが描く世界って心情、家庭環境、過去の傷などそれはそ…

ぼくの死体をよろしくたのむ

4/10読了『ぼくの死体をよろしくたのむ』 川上弘美(小学館) タイトルだけだとショッキングな内容を想像しがちですけど、そんなコトぜぇ〜んぜんなくって、 不思議バナシがたくさん詰まった 短篇集です。で現時点今年のNo.1に決定です。なんだろな。川上セ…

お知らせ

(=゚ω゚)ノ 4/19発売、新刊のご案内です! 『ラストで君は「まさか!」と言う』(PHP)(予知夢編、時のはざま編の2冊です) 小学校高学年〜中学校の朝読書で3分で読める「どんでん返し」のあるショートショート集。 2刊計60話の中、15話分を担当しま…

新年度にあたり

( ´ ▽ ` )ノ 4月です。新年度です。 てなワケで私も作家業を本格始動です! 今ごろですが、twitter はじめました。 @sasaki_kstsuo

果鋭

3/31読了『果鋭』黒川博行(幻冬舎)迷うことなく「面白い」って言える。その理由は何だろうかと考えてみる。黒川さんのノワール小説って、登場人物が生き生きしてるんだなと。不祥事で退職したマル暴担当の刑事。彼らがパチンコ業界に入りこんで、警察、ヤ…

彼女がエスパーだったころ

3/12読了『彼女がエスパーだったころ』 宮内悠介(講談社) あ、ども、またまたご無沙汰でしたね。 久しぶりにじっくりと読んだ本作、 オススメしたくてブログにアップします。 書名の通りエスパーとか、延命のナントカ水とか ロボトミーとかカルトとか、話…

また、桜の国で

2/21読了『また、桜の国で』須賀しのぶ ああ、更新ご無沙汰でしたね。 バタバタとしてました。 さて、先の直木賞は『蜜蜂と遠雷』に決まりましたが、 他の候補作も素晴らしいものが多かった今回でしたね。 先日読了したのが須賀さんのこの作品。 第二次大戦…

室町無頼

1/22読了『室町無頼』垣根涼介(新潮社) (=゚ω゚)ノ 直木賞、惜しゅうございました。 でスミマセン、今ごろやっと読了です。 垣根さんは『ワイルド・ソウル』が個人的に 心に残ってまして、市井の人々のナニクソ的な 迫力に魂が鷲掴みされたのですよ。 本作も…

蜜蜂と遠雷

1/8読了『蜜蜂と遠雷』恩田陸(幻冬舎) 私事ですが「年またぎの一冊」という本があります。 年末から読み始め、年が明けて読了するてなモノ。 そこで読書納め&読書初めをするのですが、 気合いの1冊を選んで年末年始にドップリ浸かる。 で、この本が今年…

年頭挨拶 2017

あけおめことよろ、でございます。 平素は「鰹通信」をご覧いただき、 誠にありがとうございます。 「作家業」の肩書きが加わってからの新年、 1作でも多く「面白い!」と言っていただける 作品を書いて行こうと思っておりますので、 今年もどうぞご贔屓に…

2016 マイベスト本

ああもう、今年が終わりますね。 今年もお世話になりました。 で、恒例の2016年マイベスト本です。 個人的趣味ですから、ご参考までに。 感想のリンクを張ってあります。 孤狼の血http://kplan0805.exblog.jp/24828676/ 気仙沼ミラクルガールhttp://kplan080…

Good old boys

12/30読了『Good old boys』本多孝好(集英社) これ、いい本ですね。しみじみと、いい本です。 小学四年の弱小サッカーチーム、の父親たちの 物語。連作短篇で8人のお父ちゃんたちが登場。 それがね、それぞれに対峙せねばならぬ世間の シガラミ、微妙な家…

作家刑事毒島

12/23読了『作家刑事毒島』中山七里(幻冬舎) うわぁ、これ、おもしろいなあ……。 私事、出版業界に長いことおりまして、 んでもって今も関わってるものですから この毒島(ぶすじま、と読みます)の毒ったら、 ビリビリきますわな。 短篇連作なんですが出版…

ヘダップ

12/20読了 『ヘダップ』三羽省吾(新潮社) デビュー時からずっと注目&応援している作家さんです。 器用な方でいろんな作風を持っておられるのですが、 個人的に好きなのは、同作のような直球スポーツもの。 野球小説『イレギュラー』も好きですが、本作は…

〆切本

12/19読了 『〆切本』(左右社) 企画の勝利ですね。発案した編集者に拍手。 人と約束をした以上は納期=〆切がある。 その艱難辛苦を文豪夏目漱石から太宰、谷崎、 最近では村上春樹、西加奈子にいたるまでが どう考え、どう乗り越え、どう開き直ったか。 …

犯罪小説集

12/19読了 『犯罪小説集』吉田修一(角川書店) う〜ん、痺れました。 吉田修一さんの犯罪モノといえば 『悪人』『怒り』など名作揃いですが、 短篇では珍しいんじゃないかなと。 小説は基本、非日常がテーマとして 扱われることが多く、そうなれば犯罪は 非…

ノスタルジー1972

12/19読了 『ノスタルジー1972』(講談社) 所謂企画モノという短編集ですね。 1972年(昭和47年)を軸にした話を 人気作家のみなさんが書かれています。 おもいっきりオンタイムの大御所もいれば、 まだ生まれていなかった作家さんもいて、 それぞれが…

ヴァラエティ

12/11読了 『ヴァラエティ』奥田英朗(講談社) 極めてアルアルの日常であって、 それでいて毒の効いた内容に 読み始めたら止まらないのが奥田さんの 小説なんですよね。かっぱえびせん級。 本作は書籍化になっていない短篇を 集めたものですけど、 まあ、あ…

課題図書に選ばれました

(=゚ω゚)ノ 拙著『モツ焼きウォーズ』 茨城県の冬休み読書感想文コンクールの 課題図書に選んでいただきました。 茨城県のみなさ〜ん、よろしくお願いしまぁ〜す。 読みやすくて、おもしろくて、感想文には ぴったりですよぉ〜。

夢になるといけねぇ

11/28読了 『夢になるといけねぇ』橘蓮二(河出書房新社) 公私ともに仲良くさせていただいております カメラマンの橘さんから新作写真集をいただきました。 この方に出会わなければ、自分と落語は無縁のまま、 もったいない人生を送るところでした。感謝。 …