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鰹通信

文筆屋ささきかつお のblogです。近況、お知らせ、読書日記など書いてます。

17歳のうた

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11/22読了

『17歳のうた』坂井希久子文藝春秋

しごく当然のことだけれど、

人がいればドラマはどこにでもあり、

物語は日本中に散りばめられている。

本書に登場するのは

京都、青森、福岡、山形、和歌山、

でもって全員17歳の彼女たち。

東京でなくとも、地方の彼女たちには

彼女たちなりの悩み、葛藤があって、

じりじりとした毎日がある。

と、ここで自分の17歳を思い返すに、

な〜んにも考えてなかった気がする。

やっぱ男子って基本アホだと思う。

閑話休題

等身大の、溜息に似た、言葉のひとつひとつが

なんだろ、アラフィフおっさんに染みる。

例)このままだらだらと、十七歳が続けばいい。

例)揺れていいのは、十七歳までだと思っている。

うん、いい、この感性、筆致がとても染みる。

自分にないものだから尚更グッと鷲掴みされる。

あれこれムズカシイこと言わず、

素直に「好きだ」と言える本に久しぶりに

出会えましたね。

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