11/28読了
『夢になるといけねぇ』橘蓮二(河出書房新社)
公私ともに仲良くさせていただいております
カメラマンの橘さんから新作写真集をいただきました。
この方に出会わなければ、自分と落語は無縁のまま、
もったいない人生を送るところでした。感謝。
さて新作。
橘さんが切り取る落語家さん、芸人さんたちの写真って
目に見えない何か、をグッと浮かび上がらせるんです。
間というか、呼吸というか、表現できない何か、です。
ページをめくる度にハッとなり、見入ってしまう。
でもね、個人的に思うのですが、この方の写真集って
文章も秀逸なんです。無駄がない、核をついている。
きっと確固たるフォーカス(焦点)が筆にもあるんだな。
見習いたいところがたくさんあるのです。