鰹通信

文筆屋ささきかつお のblogです。近況、お知らせ、読書日記など書いてます。

廃園日和

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【読書日記】5/2読了

『廃園日和』行成薫(講談社

前に読んだ『僕らだって扉くらい開けられる』が

とても面白かったので、新作を入手しました。

廃園が決まった遊園地。

営業最終日に訪れる人々のアレコレを描いた群像劇です。

オドロオドロしい装丁とは違って、人情味ある内容で、

ああ、自分、こういうの好き、とすぐに引き込まれる。

物事には必ず終わりがあって、そこに携わる人々には

必ずドラマがあって、ドラマの数だけ感動があるわけです。

個々のエピソードについては割愛しますが、

その個々が終盤で巧みに繋がっていく、という技は、

ああ、巧いなあ……と唸ってしまいました。

重松清山本幸久など「いろいろあるけど頑張ろう」作品が

好きなんだな俺……って改めて実感しました。

この作家さん、今後も注目していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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