鰹通信

文筆屋ささきかつお のblogです。近況、お知らせ、読書日記など書いてます。

化物蠟燭

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【読書日記】8/8読了

『化物蠟燭』木内昇朝日新聞出版)

ざっくりいうと、江戸市井の「あやかし」もの。

でも木内さんにかかれば、上質な江戸の粋が見える。

あまたある時代モノとは明らかに一線を画してる。

それは練られた言葉遣いだったり、

ちょっとしたキャラたちの仕草に出ていて、

そのクオリティの高さに陶酔してしまうのだ。

短篇が散りばめられているのだけれど、

中味は高質で、濃密な物語が詰め込まれていて、

「虎屋の羊羹詰め合わせ」みたいな感じ。

で、内容なんですが、

総じていえるのは、一番怖いのは人間だってコト。

 

最近、アタリの本が多くて嬉P。